2014年7月21日月曜日

F1 前半戦 個人的な総評

まず一言で言うとまったくもって面白くない・・・
理由は色々ありますがまずはやはり、エンジン!今年からのレギュレーションはこちら

2014年からF1エンジンは現在の2.4リッター V8エンジンから1.6リッター V6ターボエンジンに変更となる。最大回転数は1万5000回転。 
他の大きな変化としては、2014年からは外部のエンジンスターターではなく、ドライバーがコックピット内からエンジンを始動できることが義務付けられる。
「第5条18項:ドライバーが通常の着席状態にある場合、外部からの補助なしにいつでもエンジンをスタートさせることができなければならない」
KERSは、2014年からERS(エネルギー回生システム)と呼ばれるようになり、出力は現在の60kwhの2倍となる120kwhに引き上げられる。これにより、ドライバーは1周につき160馬力のブーストを利用できるようになる。
またギアボックスは7速から8速となり、各チームはシーズンを通して使用するギアレシオを申告しなければならない。変更は1度しか認められず、サーキットごとにギアレシオを変更することはできなくなる。
ボディワークに関してはフロントウイングの幅が1,800mmから1,650mmへと変更となり、リア周りについてもいくつかの変更が予定されている。 

おもだった内容はこのようになります・・・

ターボエンジンになる事により今までのF1サウンドはなくなり、個人的にはラジコンのようなサウンドに・・・

それにギアレシオをシーズン通して1度しか認めてない!!
これは、エンジニアにとって非常に困難を極める作業じゃないかと思います。
なぜなら、スパやシルバーストンのように高速コーナーが多いコースと極端に低走コーナーモナコは全くと言っていいほどギアレシオは変わってきます。

シルバーストン↓


スパフランコルシャン↓

モナコ↓

こんな感じ・・・

なので全チームギアレシオはあまり変わらないと予想されますが、そうなると今シーズンで差が出てくる部分はエンジンやサスペンションになってくると思います。
それに完璧にマッチングしているチームがメルセデスAMGです!
エンジンもさる事ながら、サスペンションにレギュレーションの穴を突いた
FRICシステム

概要はこちら

FRICサスペンション(FRICS)とは、前後のサスペンションを油圧で相互に接続したシステムのこと。その目的は空力学的に車体を安定させることにある。
車体の安定とは…
  • 車体が路面に対して一定の車高を保っていること
  • 車体が路面に対して水平であること
であり、これを達成するために、ブレーキングや加速といった加減速の際に生じる重力を受動的に利用することで、車体の前後の車高が変化せず安定するようにする仕組みがFRICサスペンションであり、これによる最大の恩恵は低速コーナーにおけるダウンフォースのアドバンテージと言われる。ダウンフォースの増加=タイヤが路面にきちんとグリップすること、になるわけなので結果的にタイヤにも優しい。
ただこの機能もドイツGP移行、禁止になりましたがそれでもメルセデスAMGがブッチギリに速かったです・・・
なにかそれ以外にも秘密な機能が付いていそうな速さですメルセデスAMG。
我らがフェラーリは思うような結果がついてきて無いようです。
ライコネンの加入、前チーム代表ドメニカリから現チーム代表マティアッチになりましたが、状況は変わらないようです・・・
9月に行われるイタリアGPでは、是非ともフェラーリはポディウムに上ってもらいたいものです。
やはりF1はフェラーリが速くないと盛り上がらない!!


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